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学校法人大志学園 武蔵野学芸専門学校 様

生徒と保護者に寄り添う学校を目指してデジタル学生証を導入
事務作業を減らしてコミュニケーションの量と質をUP

  • #デジタル施策

学校法人大志学園は、東京都武蔵野市にある武蔵野学芸専門学校を経営しています。プロのアーティスト、イラストレーター、デザイナー、漫画家を目指す学生が日々学んでいるこの学校に、2024年4月デジタル学生証『MyiD®』をご導入いただきました。学校教育の現場でデジタル学生証がどのように活用されているのか、事務局の渡邊愛美様にお聞きしました。

学校法人大志学園
事務局 渡邊 愛美 氏

JR三鷹駅から徒歩3分と好アクセスの美術・デザイン系の専門学校です

アットホームな学校だからこそ大切にしてきた個別連絡が大きな負担に

当校の学生数は約200名で、高等課程3学年、専門課程2学年の生徒が、イラスト、デザイン、デッサン、日本画、油画、漫画などを学んでいます。かねてよりデジタル学生証については関心を持っていたものの導入には至らず、何とかしたいと思っていたところに東通さんからご案内をいただきました。
当時の課題は、学生や保護者との連絡手段が十分ではないことでした。当校は生徒一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしています。ですから、事務連絡も一斉連絡で済ませるのではなく、できる限り電話やメールで個別連絡をするようにしていました。宿泊を兼ねたサマーキャンプや芸術鑑賞などの校外イベントの際は、生徒だけでなく保護者にも書面や電話、メールで詳細をご案内し、イベント終了後には、無事に帰路についたかどうかを一人ひとり確認して保護者へ連絡していました。
こうした個別連絡は良い面もありますが、先生方や事務局の負担がどうしても大きくなります。また、急な連絡のときに連絡がつかなくて困ることもありました。たとえば、午前の授業が突然休講になったときは、先生が一人ひとりに電話をかけていたのですが、電話がつながらず、学生が学校に来てはじめて休講を知り、自宅へとんぼ返りするということがしばしばありました。また、生徒が住所変更をしたのに学校への変更届を忘れていて大事な書類が生徒に届かず、行先不明で返送されてくることもありました。
生徒と保護者に抜け漏れなく必要な情報を届けるための何か有効な手立てはないかと、複数サービスを検討する中でたどり着いたのがデジタル学生証『MyiD®』(以下、『MyiD』)です。最終的な決め手になったのは、学校から生徒にメッセージを送ると保護者も同時に同じ内容が見られる機能でした。

「生徒一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを取りたい」と語る渡邊様

事務作業を削減することで生徒とのコミュニケーションが増えた

『MyiD』を導入したことで、先生や事務局の連絡作業は大幅に減りました。生徒全員へのメッセージは一斉送信でき、既読確認ができるので送信漏れや確認漏れがなく安心です。「証明書ができたので窓口まで取りに来てください」という連絡も該当生徒宛に送信するだけ。既読がつけば「あ、メッセージを読んでくれたな」とわかるので本当に便利です。保護者からの問い合わせ電話も格段に減りました。
学生が住所変更したときは、『MyiD』の登録画面から学生が自ら住所変更ができるので、学生も事務局どちらもストレスがなくなりました。学生証を紛失したときの再発行手続も、これまで約1週間かかっていたのが5分もかからず行えるようになり、とても助かっています。
新学期も『MyiD』は大活躍しました。これまでは登校初日にドアに貼り出された紙を見て自分のクラスが分かったのですが、いまは事前に『MyiD』で情報を送れるので、前もってクラスや先生、クラスメイトがわかります。事務局側にもメリットが大きく、PCから出力したクラス分けの用紙を本館・2号館・別館の全クラスに貼り出しに行って…という面倒な作業がなくなりました。新入生の顔と名前を覚えるのも『MyiD』の登録データをPCで確認すれば良く、昔のように紙の入学願書を引っ張り出してきて覚える、という必要もありません。
一人ひとりの生徒とゆっくり話す時間が増えたことが一番の成果となっています。「せっかく縁あってこの学校に来てくれたのだから学校生活を楽しく過ごしてほしい。そのために生徒に寄り添い、全力でサポートしてあげたい」という学校の想いを実現できる体制が『MyiD』の導入で整ってきたように感じます。
学生や保護者からの評判も上々です。学生からは「オンラインの学生証でもカラオケ等の学割がきいて便利」「チャット形式で返信が出来るので、担任だけでなく他の先生とも仲良くなれた」、保護者からは「先生からのお知らせが自分にも届くので学校や先生に親近感を覚えるようになった」「仕事で電話に出られないときも、メッセ―ジを見られたり返信もできるので、とてもやりやすい」という声が届いています。

PCの管理画面から全生徒一斉送信も、受信者を選択しての個別送信も自由にできる

デジタル学生証が叶える在学中も卒業後もつながり続ける関係性

『MyiD』には入退室管理機能や出席登録機能もあるのですが、そちらはすでに利用している別のシステムがあるので、『MyiD』はデフォルトのデジタル学生証機能とメッセージ送信機能だけを使用しています。
今のところ、『MyiD』はメリットが勝り、不便さはまったく感じていません。学生がスマホの機種変更をしたときには一時的に使えなくなりますが、認証コードをこちらで発行して、学生が認証コードを入力すればすぐにまた使用できます。通学定期や美術館等で学割を使うときなどは、相手側にデジタル学生証に対応する環境がないこともあるので、紙で在学証明書を出すこともありますが、それ以外のデメリットはほぼありません。
2024年4月に導入して確かな手応えを感じましたので、翌2025年4月には新入生向けに『MyiD』を追加しました。2025年からは卒業生向けの機能も活用しています。現在の機能にはとても満足していますが、さらに登校・下校を自動的に記録・送信するGPS機能などがあれば、保護者がより安心できるのではないかと思います。
在学中だけでなく、卒業後も生徒とそのご家族をずっと大切にしていきたいので、そのための安心材料を提供してくださる東通さんと、これからもともに歩んでいきたく思います。今後もさまざまなサポートを期待しています。


MyiD® 開発・販売元「株式会社ジェイ・エス・エス」

学校からメッセージが送信されるとPush通知で生徒と保護者に連絡が届く

この事例の導入製品・サービス

会社概要

創 立
1946年
所在地
東京都武蔵野市中町1-27-2
教育目標
美術・デザインでのグローバル教育を行う。デザイン思考・芸術思考を取り入れたカリキュラムによって専門的なスキルを身に付け、プロのアーティスト、イラストレーター、デザイナー、漫画家を目指すための教育を行う。

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