医療法人医徳会 介護老人保健施設 歌津つつじ苑 様
2000(平成12)年設立の介護老人保健施設 歌津つつじ苑様。「住み慣れた家のように安心できる暮らし」をモットーに、入所、短期入所療養介護、通所リハビリテーションと、入居者様や利用者様の状態に合わせたサービスを提供しておられます。
このたび、東通(東通インテグレート株式会社)にご依頼いただき、ナースコールの入れ替えを実施されました。機種選びの際に重視した点や、入れ替え後の効果などについて、介護長の佐藤和幸様にお聞きしました。
介護長 佐藤 和幸氏
長年利用してきた施設のナースコールシステムの老朽化がだいぶ進んでいました。一部機種ではナースコールのボタンを押しても反応しない不具合も起き始め、早急な交換の必要に迫られていました。そこで、電気通信関係でいつもお世話になっており、当施設の状況や求めているものを一番理解しておられる東通さんに見積もりをお願いした次第です。系列の施設で東通さんからナースコールを導入していた経緯もあり、話は進めやすかったですね。
機種選びについては、急遽の入れ替えに対応可能な機種で、かつ将来的な拡張性のある機種であることを条件にご提案いただき、アイホンのビーナースを選びました。入居者様や利用者様にご迷惑をおかけしないよう、短期間での工事を依頼していたのですが、工期がかなりかかる一般的なLANケーブルではなく、幹線ケーブルをそのまま使用する工法により、実働13日で完工していただきました。こちらの希望に沿う提案はもとより、自社施工の強みを活かして工期を短縮していただいたことも、東通さんにお願いして良かったことの一つです。
従来のシステムですと、ナースコールからの通知とベッドセンサーからの通知は、音や表示ランプの色に区別がありませんでした。新たに導入したシステムでは、どちらからの通知なのかが音でも表示でも区別がつくようになり、職員からは「通知が重なった場合の優先順位がつけやすくなり、円滑に対応できるようになった」という声が上がっています。また、ナースコールの復旧ボタンが以前のように居室の入り口だけではなく、入居者様のベッドそばのコンセントに設置されているので、押しっぱなしにされる方、何度も押される方への対応がしやすくなり、職員の負担も減りました。
介護業界全体において、職員の人員確保の難しさなどもあり、ICTやDXの導入による生産性向上が求められるようになっています。しかし、ICTやDXの世界は日々進化しており、私たちではわからないことばかりです。そうした意味で、情報通信サービス事業の専門家である東通さんには、独自の情報網やスピードを活かして最先端のシステムや機器の情報提供、紹介を引き続きお願いしたいと思っています。ナースコールシステムについては、今後、補助金なども活用し、介護記録ソフトやインカム、スマートフォン、見守りカメラなどとの連携も検討したいと考えておりますので、その際はまたぜひお力添えください。
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