医療法人社団自靖会 介護付き有料老人ホーム ヴィラドゥのぞみ 様
「ヴィラドゥのぞみ」様は、2021年5月にオープンした医療法人社団自靖会が運営する介護付有料老人ホームです。医療法人が運営するクリニックと透析施設がホームから徒歩300mの場所にあり、医療との連携を図りながら地域の介護医療に貢献しています。
施設を新設するにあたり、ナースコールやインターホン等をスマホで一元管理できる東通(東通インテグレート株式会社)の「ケアスマリンク」をご導入いただきました。実際の使用感などについて、施設長の石田貴世志様にお聞きしました。
医療法人社団自靖会
介護付き有料老人ホーム ヴィラドゥのぞみ
施設長
石田 貴世志 氏
最大の課題は玄関インターホンの対応でした。6階建の施設で、18時以降は1階にスタッフがいなくなってしまうため、インターホンが鳴ってもすぐに対応することができません。自立度が高い入居者が多いので、夜間のご家族の来館やデリバリーの利用などを想定し、画像で来館者を確認してすぐに対応できるシステムを探していました。
とても良いと思います。ナースコールは入居者の部屋番号が画面に表示されるので、基本的には各階スタッフが受け、どうしても手が離せないときは、別の階の対応できるスタッフがインカムで連絡を取り合って駆けつけるようにしています。ナースコールは、握るタイプの呼び出しボタンがあり、そちらを採用しています。握力が弱い高齢者でも対応できる点が便利です。インターホンは来館者の様子がスマホ画像に表示されるので、最初に気づいた人が対応しています。
この施設はデザイン上の制約で、一般的には居室の外に設置されるナースコールの廊下灯と復旧ボタンが付けられず不安でしたが、スマホと居室内の復旧ボタンで対応できるため、使用上はまったく問題ありません。
実際に施設に見知らぬ方が迷い込んできたことがありまして、システムのおかげで入口を開錠せずに済み、事なきを得ました。何かあってからでは遅いので、導入していて良かったと実感した出来事です。運営面でいうと、少ない人数で業務を回せることが大きいですね。人手不足の時代を乗り切るには、IT機器を活用した効率的な運営が今後ますます重要になってくると思います。
スマホでできるのもとても便利です。当社で運営している他の老人保健施設ではPHSを使用していますが、やはりこれからはスマホの時代。スマホだと画像も見られますし、スタッフも使い慣れているので、導入が非常にスムーズです。それから、スマホは写真が撮れるのがとても便利。入居者に何か変わったことがあれば、撮影してスタッフ間ですぐに共有できます。
日中と夜間でナースコールとインターホンの切り分け、全体と各階ごとの切り分けができるとさらに使いやすいです。現状は、ナースコールとインターホンのどちらが押されてもスタッフ全員のスマホが鳴る仕様ですが、日中は各階にスタッフが常駐しているので、自分が受け持つ階の状況だけ判れば十分です。他の階のスタッフが受けて、うっかり呼び出しを切ってしまったというミスも防げます。外線もスマホに連動できたら、さらに便利になるなと思います。
超高齢化時代を迎え、介護施設のニーズは高まっている反面で、介護・福祉業界の人手不足は今後ますます深刻化します。加えて、都内のように土地が狭い場所では、縦長の施設を造らざるをえません。このような時代の流れの中で、少ないスタッフでも運営できる「ケアスマリンク」のようなシステムは必須です。東通さんが私たちの業界に今後どのようなサービスを展開していってくださるのか、期待したいと思います。
<介護付き有料老人ホーム ヴィラドゥのぞみ>
東京都江戸川区で有床クリニックや介護老人保健施設、訪問看護、居宅介護支援など医療・介護福祉サービスを広く展開されている「医療法人社団 自靖会」が運営している有料老人ホームです。
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