桂高森S・Sレディースクリニック 様
桂高森S・Sレディースクリニック様は、2011(平成23)年に開院された産婦人科クリニックです。「質の高い医療・思いやりのある医療」を掲げ、一生の思い出となるお産から育児支援、年代とともに変化していく女性のデリケートな体のケアまでをトータルにサポートしておられます。
このたび、停電時の電子カルテ対策として、東通(東通インテグレート株式会社)が提案した可搬式の大容量蓄電池をご導入いただきました。ご導入に至るまでの経緯や、魅力に感じた点などについて、院長の山川様、副院長の西城様にお聞きしました。
桂高森S・Sレディースクリニック
院長 山川 洋光氏
副院長 西城 幸子氏
当院では電子カルテを導入して7年ほどになります。患者情報の一元管理が可能になり、非常に便利になりました。しかし反面、停電して電子カルテが使えなくなり、診療や治療に遅れや支障が生じたらどうしようという不安が常につきまとっていました。BCP対策として発電機や小型の蓄電池を設置してはおりますが、非常時には母子の命に直結する医療機器に対して優先的に配備する必要があり、電子カルテにまで電源を回せないおそれがあります。また、最低限必要な患者情報を紙カルテに書き移す対策も定期的に行っておりますが、いつ必要になるかわからないうえ、手間がかかり煩雑、しかも完全な情報ではありません。昨今、さまざまな災害により日本各地で停電が起きている情報を目にするにつけ、電気の供給が止まった際の電子カルテの対応を急ぎ行う必要があると考えていました。
そんな折、電子カルテのサーバーの入れ替え時期となり、東通さんから「サーバーの入れ替えに合わせて電子カルテ用の蓄電池を導入してはどうでしょうか」とご提案いただきました。お勧めいただいた蓄電池は、大掛かりな設置工事が必要なく、コンセントから手軽に充電が可能です。また、キャスターが付いた可搬式で、万が一の時に1人でも楽に移動させることができる点もメリットに感じました。停電で電力供給が停止した際には自動的に蓄電池のバッテリーに切り替わる仕組みや、電子カルテ専用にした場合は優に丸一日は使える容量の大きさも導入の決め手となりましたね。こちらが求めていたものと東通さんからのご提案ががっちりとかみ合った感じです。
導入して日が浅いので、まだ使用する事態には至っていませんが、サーバー室で充電されている様子を見るだけでも安心感が段違いです。また、以前は電気点検の際、電子カルテサーバーの電源も落ちてしまい、再開時に動作の不具合が生じて大変な経験をしましたが、今後は電源を落とさずとも点検ができるようになり、煩わしさが解消されました。
東通さんとは開院以来のお付き合いで、これまで無線LANや入退室管理の電気錠、ナースコール、放送設備、PHS連動ドアホン、防水PHSなどを導入させていただきました。院内にICT関係に詳しい者がいないので、東通さんからのご提案はいつもありがたく受け止めております。また、担当の方が月1回の保守点検時だけでなく、何か不具合が起きた際もフットワーク軽くすぐに対応してくださるのも非常に助かっています。当院は人と人とのつながりを大切にしていますので、この信頼関係が続く限り、東通さんにお願いするつもりでおります。当院がもっと快適になるご提案、患者さんが喜ぶようなご提案をこれからもどんどんしていただけたらうれしいですね。
まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせは無料です。
修理のお問い合わせもこちらからどうぞ。
フォームまたはお電話からお問い合わせいただけます。