平安女学院中学校高等学校 様
平安女学院中学校高等学校 様は、京都御所近くにあるキリスト教の教えを教育の柱としたミッション・スクールです。1875年に設立され、2025年に創立150周年を迎えられました。伝統校でありながら新しい取り組みにも積極的で、この度東通(東通インテグレート株式会社)より校内に設置する6台のデジタルサイネージ(55型4K)を導入いただきました。導入された背景や活用方法について、ご担当の末積優司様にお話を伺いました。
平安女学院中学校高等学校
進路指導 末積 優司氏
生徒に向けた情報発信は、主に廊下での掲示や印刷物の配布で行っていましたが、そうした方法では大事な情報が行き届かないことがありました。スマートフォン等でデジタル情報に日常的に慣れ親しんでいる生徒たちにとっては、その方が馴染みやすいのではないかという意見があり、デジタルサイネージでの情報発信に切り替えることにしました。年に数回、外部の方々が来校されるオープンスクールなどのイベントにおいても、当校が伝統校でありながらも新しいことに積極的に取り組んでいる姿勢を知っていただきたい、という想いがありました。
検討を重ねた結果、55型4Kのデジタルサイネージを校内6か所に設置しました。設置場所によって生徒の学年が異なるため、届けたい情報が異なる場合も多いのですが、デジタルサイネージは情報の差し替えのためにいちいち足を運ぶことなく、PC1台で表示設定を行うことができてとても便利です。生徒からも、その日の予定やイベント情報を確認できるため、喜ばれています。先日、高校3年生に向けて模試前に応援メッセージを流したのですが、「力をもらうことができた」「嬉しかった」ととても好評でした。また、オープンスクールの時には説明会の教室までの道案内を表示したり、文化祭ではQRコードを表示して、来場者が自分のスマホで読み取ってパンフレット情報を手元で確認できるなど、必要な時に必要な情報を伝える手段として有効です。
デジタルサイネージの設置については、年度内に決定する必要があったのですが、話が具体的になったのは年末近く。決定までの期間が短くデジタルサイネージの機種やサイズ、設置場所などを大急ぎで決めなくてはなりませんでした。そんな中、もともとお取り引きのあった東通さんにご相談したところ、すぐに商品や予定スケジュールを確認してくださり、限られた予算の中でできることについて親身になって対応してくれました。そのおかげで、予定通り年度内にサイネージの機種や設置場所を決めることができ、大変助かりました。
当校の創立150周年にあたり、そのロゴをデジタルサイネージに表示してみたところ、生徒たちが学校の伝統について改めて考えるきっかけとなり、学内の雰囲気を盛り上げることができました。こうした経験から、活用方法はまだまだあるなと感じています。
現在はデジタルサイネージの前に生徒たちが長時間立ち止まることなく、必要な情報がしっかりと伝わることを一番に考えているため、短い言葉で端的に表示することを心がけています。一方、別の先生からは、書籍の紹介などのようにボリュームある内容を表示したいという要望も出ています。今後の活用については、他の先生方とも協力しながら、生徒のためになる情報について検討していきたいと思っています。現在は、1日分のスケジュールの予約をして表示内容を切り替えていますが、1週間単位の予約も可能とのことで、東通さんに便利な使い方や活用方法についてもアドバイスをいただければと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。
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