株式会社興盛工業所 様
管工事業を主な業務内容とする株式会社興盛工業所様。創業85周年を迎えるにあたり、2025年4月より業務を開始した新社屋では、建物における年間の一次エネルギー消費量実質ゼロを目指すZEBの中でも『ZEB』※通称カギゼブを達成し、更には建築物の省エネ性能を表示する「BELS」評価・認定制度においては、最高ランクの6つ星★★★★★★を取得されています。
このたび、東通(東通インテグレート株式会社)では、この新社屋におけるデジタル化のお手伝いをさせていただきました。導入理由やその効果などについて、システムソリューション部 部長の新沼 久雄様にお聞きします。
システムソリューション部
部長 新沼 久雄 氏
社屋新築のタイミングに合わせて、業務効率化やコスト削減による生産性向上を図るべく、東通さんにご相談しながらデジタル機器やシステムの導入を行いました。具体的には、デジタルサイネージシステム、行動予定表システム、会議室システムを新たに導入しています。
当社では新社屋の『ZEB』認証に伴い、ZEBプランナーを取得したため、創エネや省エネに関するコンサルティング業務を推進していきたいと考えています。そこで、新社屋のエントランスに86インチのデジタルサイネージを設置し、社屋のエネルギー収支を表示するようにしました。視察に来られる企業様をはじめ、外部に対して当社のZEBへの取り組みを訴求すると共に、社員の環境負荷に対する意識向上にも役立てたいと思っています。また、エネルギー収支以外のチャンネルには、当社の業務紹介動画、新社屋完成に至るまでのヒストリー動画などを設定。仕事体験や会社訪問などで訪れる学生に向けて流すことで、当社の取り組みに興味を持ってもらい、採用に繋げていきたいという思いもあります。
行動予定表のクラウドサービスシステム「ZAiSEKI」については、1階の管理部内に入力用と表示用(天吊り)のモニターを2台設置しました。旧社屋時代は黒板に手書きで行き先を書き入れていましたが、誰がどこにいるかは黒板の前まで行って見ないと把握できず不便でした。導入後は簡単に入力できる上、各自のPCやスマホから全社員の行き先を確認できるようになり、非常に便利になりましたね。特に外部からの電話を受けた際、担当者の状況をいち早く伝えることができるようになったことで、お客様をお待たせすることがなくなり、業務効率もだいぶ良くなりました。
大会議室にはプロジェクター、100インチスクリーン、360°カメラとスピーカー、ワイヤレスプレゼンテーションシステムを導入。社内の全体会議や研修などに活用しています。これまでのようにカメラやスピーカー、プロジェクターの事前準備は不要で、とても楽になりました。また、どのPCからもワイヤレスで資料をスクリーンに映すことができ、資料共有も簡単に。そのため資料を紙に印刷する必要がなく、ペーパーレス化が進んでいます。ケーブルを抜き差しする煩わしさもなくなり、会議や研修の効率もアップしました。
中会議室(2部屋)と小会議室(1部屋)には、デジタルホワイトボードを導入しました。こちらは支店との会議やお客様との商談など、主にリモートでの打ち合わせに活用することが多いですね。表示した画面に直接書き込みができ、その画面をPDFに変換して保存もできるので、改めてボードの内容を書き移す手間が省けています。双方で足を運び合わずとも、オンライン上でストレスなくやりとりできるのが一番のメリットです。
今回の社屋新築にあたっては、当初の計画から着工時期が約1年遅れることとなり、東通さんには長期にわたるご支援をお願いする形となりました。その分じっくりと時間をかけて、機器やシステムの選定ができました。『こういったものはありますか?』という要望にも的確に応えていただき、コミュニケーションをしっかり取りながら、課題解決に向けてともに取り組めたことは良かったと感じています。これからも東通さんには当社の業態や働き方に合ったシステムや機器の提案をお願いできたら嬉しいですね。
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