三井薬局合同会社 様
仙台市青葉区栗生で長年にわたり地域の皆さまに安心・安全な調剤サービスを提供され、2024年9月に法人化された三井薬局合同会社様。地域の健康を支えると同時に、さらなるサービス向上のため、先進技術による“調剤薬局のDX化”を推進しておられます。
その一環として、2024年12月、東通(東通インテグレート株式会社)にご依頼いただき、翻訳機能付きの双方向字幕表示システム「Cotopat® Screen(コトパットスクリーン)」を導入されました。DX化を牽引する代表社員/CEOの三井純一様、管理薬剤師としても日々お客様対応をされている会長の三井英己様に、導入に至る経緯や導入後の効果などについてお聞きします。
代表社員/CEO 三井 純一様
会長/管理薬剤師 三井 英己様
(三井純一様)合同会社化した昨年より、DX化を積極的に推進しております。その一環として導入したのが、「Cotopat® Screen」です。きっかけは、常連のお客様から「薬の説明がよく聞こえない」というお声を複数頂戴したこと。当店のお客様の多くが高齢であることもありますが、感染症対策でアクリル板とマスク越しに対応するようになったことも聞こえにくい原因だと感じました。いずれにしろ、大事なお薬の説明を思いのほか聞き取っていただけていない実態を知り、その解決策として「Cotopat® Screen」を導入することにしたのです。東北の調剤薬局では初導入と伺いました。
(三井英己様)普段は私が主に使用し、お客様の対応をしております。このシステムの最大の利点は、話した内容がリアルタイムで、かつ双方向で字幕表示されること。以前は私自身もお客様の声が聞き取りづらい時がありましたが、「Cotopat® Screen」のおかげで聞き返すことが圧倒的に減りました。お客様からも「薬の名前や飲み方が文字で表示されるのでわかりやすい」「聞きたいことを安心して質問できるようになった」と喜んでいただいております。お客様の素早く確実な理解を手助けしてくれるため、お一人当たりの対応時間が短くなり、お待ちいただく時間も減りました。と同時に、私たちの業務の効率化も図られています。
(三井英己様)聞こえづらいお客様の対応のために導入した「Cotopat® Screen」ですが、翻訳機能も大いに役立っています。先日お見えになった外国人のお客様は、日本語があまり得意ではなかったため、すぐに英語表示に切り替えたところ、ほっとしたご様子になり、英語でコミュニケーションを取ることができました。今後は他言語を母国語とするお客様もさらに増えてくると思いますので、「Cotopat® Screen」の存在は非常に心強いです。翻訳への切り替えもボタン一つででき、英語のほか、中国語、韓国語などにも変換できるので非常に便利ですね。
(三井純一様)当店では「Cotopat® Screen」や愛嬌満点のコミュニケーションロボット「LOVOT」をはじめ、AIやDXを活用した機器やシステムを続々と導入しています。それは、ルーティン作業を自動化することで、お一人お一人と向き合い、より質の高いサービスを提供できる時間を確保するため。お客様にとっても、お薬の受け渡しがより楽になる環境を作ってまいります。技術を駆使して対話を深め、“治す”だけでなく“元気になる”調剤薬局を目指し、高齢化社会の課題解決、社会貢献につなげていきたいですね。東通さんともタッグを組んでできることがたくさんあると思うので、今後ともぜひお付き合いいただければと思います。
Cotopat® は京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社の登録商標です
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