物理的なカギを使わずにスマートフォンやテンキー（暗証番号）を使って施解錠を行い、解錠権限の発行や入室履歴の確認をオンライン上でできるシステムです。
 
対面での受け渡しや接触リスクもなく、紛失などの鍵トラブルも起こりません。宿泊運営管理システムやセルフチェックインシステムとの連携により、完全な無人チェックインも可能になることから、感染症予防対策として採用するホテル・宿泊施設も増えています。
 
スマートロックには様々なタイプがあります。以下は一例です。
 
＜暗証番号（テンキー型）＞
暗証番号をドアに設置されたキーパッドに入力するだけなので操作が簡単
 
＜Wi-Fi接続＞
オンライン上で予約に合わせて暗証番号が発行されます。暗証番号が使える時間帯は予約した時間帯だけに設定が可能。暗証番号はキーパッドに入力して施開錠を行う。
 
＜スマホアプリ解錠＞
スマートフォンの専用アプリと、ドアに取り付けられた機器で構成され、Bluetooth通信によって施開錠を行う。

顔認証入退室管理システムは、人の顔を認証して出入口のドアの開錠をするシステムです。
【特徴】
・入退室の履歴は、認証した顔写真と合わせて記録されます。
・場所により、セキュリティ階層分けをし、限られた人だけが入室出来る設定も可能です。
・顔の登録は、顔写真を撮影するだけの為、カード発行の手間やコストがかからず、期間限定のアルバイト従業員や、取引業者へも可能。

【宿泊施設の活用シーン】
①業務利用
・従業員通用口：夜間早朝の出入りを管理。カードのように貸し借りや、紛失。忘れることがありません。

・サーバールームや経理室：お客様の個人情報を保存するサーバールームや、現金を保管している経理

②お客様利用
・客室のドアの開錠：予約システムと連携し、客室のドアを顔認証で開錠。カードキーのコスト削減ができ、お客様は手ぶらでもドアを開けることが出来ますので、鍵の紛失やインキーでスタッフが呼ばれることもありません。

・館内施設利用：予約制の会議室や貸し切り風呂など。

無線Wi-Fiは多くのホテル・宿泊施設で導入されています。快適で安全（高セキュリティ）な通信品質は顧客満足度を高め、従業員の業務効率化を進めます。

【宿泊客へのサービス】
ホテル客室でのwifi環境は、今や国内外からの宿泊者にとって必須な設備となりました。
wifi環境がホテルの評価や、口コミに影響をする場合もあります。

ホテルのwifiの特徴として
・宿泊客が１人１台スマホを持つなど、同時に大人数の接続がある。
・動画サービスや動画SNSの閲覧の為、通信するデータ容量が大きい。
・特にインバウンド客には、接続出来ないことがクレームの元になる。

「wifiが遅い、つながらない」の対策として
・wifi6対応のアクセスポイント（アンテナ）を設置する。
高速・同時他接続に対応した規格「wifi6」対応のアクセスポイントを設置することで、通信環境が改善が見込めます。

【wifiの業務利用】
・スマートフォンやタブレット端末の業務利用や、無線対応のデジタルサイネージの更新作業など、業務でwifiを使用するケースがますます増加してきました。

業務利用のwifiは宿泊客向けのネットワークと分離させることで、安全で快適な環境で使用することが出来ます。

近年客室のテレビの役割と求められる機能は大幅に変わりつつあります。
建築時に構築したテレビ共聴システムが老朽化していませんか。

プロが調査し、診断と宿泊施設様に合わせたTVシステムの活用を提案致します。

【ご提案例】
①TV共聴システムを４K８K対応に改修したい。
⇒現在の共聴システムのプロが調査し、改修のご提案を致します。

②ホテルの紹介や説明を流したい。
⇒既存テレビシステムに館内自主放送システムまたはVODシステムを活用してホテルの館内案内をテレビで見られるようにすることが出来ます。
他にも、多言語での情報表示などインバウンドへの対応も可能です。

③ネット動画を安心して視聴出来るようにしたい。
⇒ネット対応のホテル用テレビは、お客様アカウントでYoutubeやNetflixを視聴しても、電源オフ時にはアカウント情報を自動的に削除します。

ホテルなどの大規模施設は、LED照明にすることで照明にかかる電気代がおおよそ50%以上削減となります。エントランスや廊下など24時間点灯する場所も多いことから、省エネ・節電によるコストメリットは大きくなります。また光源寿命が長く、宴会場や式場など天井の高い場所の照明交換を削減できます。
屋外の街路灯や看板もLEDにすると、紫外線・赤外線の放出が少ないため虫を寄せつけません。発熱量が少なく、高所などのメンテナンスがしにくい場所や間接照明にも有効です。
照明デザインも含めてご相談ください。