震災後の電力不足を機に、
省電力化の一環として長寿命＆省エネなLED照明を導入し、
大幅なコスト削減を実現

株式会社ホットマン様は、さまざまな企業とフランチャイズ契約を結び、宮城、岩手、秋田、福島、茨城、栃木、長野の7県に出店する東北・北関東屈指のメガフランチャイジー企業です。手がけておられる事業は10種ほどで、カー用品販売店の「イエローハット」、BOOK事業を軸とする「TSUTAYA」、中古カー用品販売の「アップガレージ」をはじめ、「カーセブン」「ザ・ダイソー」「コメダ珈琲」「シャトレーゼ」「宝くじ」など多岐に渡ります。

東通では、「イエローハット」「TSUTAYA」「アップガレージ」の店舗を中心にLED照明を施工させていただいており、東北から関東までの122店舗でお世話になっております。ご導入に関して、柳田聡様にお話を伺いました。

株式会社ホットマン
専務取締役 兼 営業本部長
柳田 聡 氏

大きなきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災による原発事故でした。事故発生後、原子力発電所が軒並み稼働を停止し、それに伴って電力不足が生じたことで、当社でも省エネルギー化・省電力化について真剣に考えるようになったのです。これから先も起こりうるであろう電力の供給不足という事態に備える意味でも、店舗の照明を長寿命で消費電力が少なくて済むLEDに切り替えていこうということになり、2012年から導入を開始しました。

実は他社様からリース契約の提案などもいただいておりました。しかし、自社の設備は自社の資金でしっかりと行いたいと考えていたため、あまり魅力を感じませんでした。また、すべての店舗を一斉にではなく、交換が必要になったところからランニングチェンジしたいという意向もありました。そこで、日ごろから情報通信機器の導入・施工・メンテナンスでお世話になっている東通さんに、当社の意向も含めてご相談したところ、快くお引き受けいただけるとのことでしたので、お願いすることにしたのです。現在、新たに導入する店舗に関しては、すべて東通さんに交換工事を依頼しております。

光がぼんやりと広がる白熱灯や、全体をまんべんなく照らす蛍光灯と違い、LEDの光は直線的なので、目立たせたい商品をより明るく目立たせる効果があると感じています。お客様にもストレスなく商品をご覧いただけるようになったのではないでしょうか。また、お客様から「店の中が明るくなったね」とのお声をいただくことも増えました。「イエローハット」ではピット内にもLED照明を導入しておりますが、ピットスタッフからも「手元までしっかりと光が届くので作業しやすい」と好評ですね。細かいところでは、スイッチを入れるとタイムラグやチラつきがなく瞬時に点灯する、長寿命なので交換の手間が少なくて済む、などの利点もあるかと思います。電気代の削減にもつながっており、一番期待していた部分である省電力化においても大きなメリットを実感しています。

東通さんには毎月どこかしらの店舗でLED照明への交換工事をお願いしておりますが、コスト面、設置作業面、アフターサービス面、すべてにおいて満足しております。これからも市場価格にミートしたご対応をいただきたいのはもちろんのこと、LEDの普及率が高まり、新しい商品も続々発売されているようですので、そういった新商品の情報もいち早くいただけるとうれしいですね。LED照明に限らず、省エネや経費削減につながる提案はどんどんいただきたいと思っておりますので、今後ともぜひよろしくお願いいたします。